はじめまして。大工のおっちゃん工房、代表の一級建築士の香取です。
私は一級建築士として設計や構造計算を行うだけでなく、施工大工として40年以上現場に携わってきました。
図面を描く時、ただ線を引いているわけではありません。
図面を描きながら積算を考え、積算をしながら現場での建て方を想像しています。
大工として現場に立ち続けてきた経験があるからこそ、図面・構造・施工・設備を切り離さず、一つの建物として考えることを大切にしています。
そして、だからこそ見た目のデザインだけでなく、構造計算に基づいた安心できる建物づくりを大切にしています。
建築は平面図だけで成立するものではありません。
完成後の外観、建物全体のバランス、構造の成立、設備の納まり、申請図面との整合性。
私は常に建物全体を見ながら図面を作成しています。

図面を描く前に、まず完成後の建物を思い描きます。
図面は完成形から逆算して考えています。

平面図だけでは見えない高さ関係や屋根形状、窓の位置関係などを確認します。
建物全体のまとまりや外観バランスを整えるための大切な作業です。

構造計算の結果だけを見るのではなく、実際に現場でどのように施工するのかまで考えています。
数字だけでは見えない部分まで確認しながら設計を行っています。

建物本体だけではなく、給排水設備や申請図面との整合も確認しています。
設計・構造・設備・申請がつながって初めて一つの建物になると考えています。
私は構造計算を、確認申請のためだけの作業とは考えていません。
数字が合っていることは当然ですが、その構造が現場で施工できるのか、将来的な維持管理に無理がないのかまで考える必要があります。
設計図の中だけではなく、実際の建築現場で成立することを前提に構造計算を行っています。
見た目だけではなく、中身まで安心できる建物であることを大切にしています。
用途変更や旅館業案件は、法令だけを読んでも答えが出るものではありません。
消防、保健所、建築指導課、施工会社、それぞれの確認事項があり、建物の状況によって必要な対応も変わります。
私は実際の相談案件や申請図面作成の経験をもとに、現場状況と図面の両方を確認しながら対応しています。
机上の一般論ではなく、実際の案件経験を踏まえたアドバイスを心掛けています。
確認申請図書は提出することが目的ではありません。
図面の整合性や分かりやすさを大切にしながら作成しています。
建築は、設計だけでも、現場だけでも成立しません。
設計、構造、積算、施工、設備、申請。
それぞれを別々に考えるのではなく、一つの建物としてつなげて考えること。
それが私の建築に対する考え方です。
現場を知る建築士として、実務に即した図面作成と建築相談を行っています。