【追記:2025/10/08】
二級建築士の業務範囲拡大について、実務に直結する「できる/できない」「手続き・監理の扱い」「注意点(構造・防火・用途
変更等)」を簡潔に更新しました。運用は自治体で差が出るため、最新の告示・通達と提出先の指導課での確認を前提にしてくだ
さい。
2025年の建築基準法改正により、二級建築士の業務範囲が大幅に拡大 されます。これまで一級建築士が担っていた設計や監理
の一部が、二級建築士でも可能になるのです。
本記事では、改正の内容や施行時期(いつからか)、一級建築士との違い、メリット・デメリットまで分かりやすく解説しま
す。建築業界関係者だけでなく、住宅やリノベーションを検討中の方にも役立つ内容です。
建築基準法改正とは?
建築基準法は「安全・快適・環境配慮」を目的とし、日本で建物を建てる際に守るべきルールを定めた法律です。
今回の改正では、二級建築士が扱える建物の規模・用途・構造の範囲が拡大 されます。背景には建築士の高齢化や人材不足
への対応があり、より柔軟で効率的な設計体制を整える狙いがあります。
一級建築士と二級建築士の違い
・一級建築士:全ての建築物に対応可能
・二級建築士:これまでは小規模建築物に限定
従来の二級建築士は「木造1500㎡以下、2階建まで」「RC造・S造は500㎡以下、2階まで」という制限がありましたが、改
正によりより大きな建物・多様な用途を扱えるようになります。
| 項目 | 改正前 | 改正後 |
|---|---|---|
| 二級建築士が扱える木造建築物 | 高さ13m以下かつ軒高9m以下が中心 | 階数3以下かつ高さ16m以下へ拡大 |
| 構造計算が必要な木造建築物 | 延べ面積500㎡超 | 延べ面積300㎡超へ引き下げ |
| 実務上の注意 | 一級建築士が必要な案件が多かった | 二級建築士でも対応範囲は広がるが、構造・防火・省エネの確認が重要 |
この表を簡単に言うと、今回の改正で二級建築士が扱える建物の範囲は広がります。
今までは、高さや軒の高さによって、一級建築士でなければ対応できない建物がありましたが、改正後は3階建て以下・高
さ16m以下という考え方になり、二級建築士でも対応できる建物が増えます。
ただし、「二級建築士が設計できる範囲が広がる」ことと、「確認申請が簡単になる」ことは別の話です。
特に木造建築物では、構造計算が必要になる規模が、これまでの延べ面積500㎡超から延べ面積300㎡超へ引き下げられま
す。
つまり、二級建築士が関われる建物は増えますが、その分、構造計算・省エネ計算・防火規定・確認申請図書の確認が、
より重要になるということです。
施行時期:2025年4月(改正建築基準法の施行日から)
今回の改正により、二級建築士が対応できる建物の範囲は広がります。
ただし、実務上は「二級建築士で設計できるか」だけでなく、確認申請で必要な図書、構造計算の要否、省エネ計算、防火規定
などもあわせて確認する必要があります。
特に、木造3階建て、延べ面積300㎡を超える木造建築物、店舗併用住宅、福祉施設、旅館業利用の建物などは、早い段階で個別
に確認しておくことが大切です。
メリットと注意点
メリット
・設計依頼の選択肢が増える
・設計コスト削減につながる
・地方や小規模事務所でも幅広い案件に対応可能
注意点
・資格者の責任範囲拡大による業務負担増
・実務スキル差によるリスク
・構造計算・耐震性能への理解がより重要に
設計業務拡大にどう対応する?
二級建築士の業務範囲が広がることで、工務店様や設計事務所様が対応できる案件は増えます。
ただし実務では、図面作成だけでなく、確認申請で必要な図書、構造計算の有無、省エネ計算、防火規定、用途による制限など
を個別に確認する必要があります。
特に木造3階建て、延べ面積300㎡を超える木造建築物、店舗併用住宅、福祉施設、旅館業利用の建物などは、早い段階で確認
しておくことが大切です。
大工のおっちゃん工房では、工務店様・設計事務所様・二級建築士様向けに、確認申請図書作成、構造計算、省エネ計算、用途変
更図面作成などのお手伝いを行っております。
制度上は二級建築士で対応できる建物でも、実務では個別の確認が必要になる場合がありますので、不安な案件がありましたらお
気軽にご相談ください。
まとめ
2025年の建築基準法改正により、二級建築士の業務範囲は大きく拡大します。
これにより建築業界は効率化や人材不足解消につながりますが、設計負担も増大します。
そんなときこそ「大工のおっちゃん工房」のサブスクサービスを活用し、設計業務をスムーズに進めることが成功への近道で
す。
👉 二級建築士の新しい可能性を、自分の強みに変えていきましょう。
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