最近、家づくりに関する記事や広告で
「BIM(ビム)」 という言葉が増えてきました。
ですが、施主としてはこう思うはずです。
「また専門用語か…」
「建築士の話でしょ?」
「自分には関係なさそう…」
安心してください。
BIMは難しい話ではありません。
❗ひと言で言えば
“家を最初から3Dで見て理解する仕組み”です。
これだけ分かれば十分です。
図面(平面図・立面図)だけで家づくりを進めると、
施主は必ずこうなります。
・広く見える
・狭く見える
・天井が低く感じる
・光の入りが違う
思っていた使い勝手と違う
これらはすべて、
図面という“抽象の世界”で判断させられるから 起きる問題です。
ところが 3Dで見ると、ほんの数秒で理解できる。
「ここが狭い気がする」
「この高さ、しっくり来る」
「光はこう入るのか」
3Dが施主を救う理由は、“自分の家の未来を見られるから”です。
理由はただひとつ。
👉 “家づくりは立体で考えた方が、施主のミスが圧倒的に減る”
これが分かってきたからです。
国交省は2023年以降に加速しています。
・2023年:建築BIM加速化事業
・2025年:デジタル確認申請が本格運用
・2029年:BIMデータ(IFC)による申請を本格化
これは制度だけの話ではありません。
✔ 審査側も3Dモデルの方が理解しやすい
✔ 図面だけより“立体の方が正確に伝わる”
✔ 施主の理解スピードも上がる
✔ トラブルが減る
つまり、
❗これから家を建てる人は、“ちょうど3D化の波に乗る世代”なのです。
ここが、ほかの建築士との決定的な違いです。
BIMという言葉が存在しない時代。
ソフトは原始的で、影も質感も手作業。
当時の3Dは「描く」ではなく「作る」時代でした。
それでも私は、施主にこう言い続けていました。
「完成前に立体で見ないと、家づくりは絶対にズレます。」
するとどうなったか?
✔ 話が早い
✔ 施主が理解する
✔ 後悔が劇的に減る
✔ 施工との認識違いがなくなる
だから30年続けてきた。
BIMを使えば何でも完璧にできると思われがちですが、
これは誤解です。
なぜなら、家は“数ミリの誤差”を積み上げる世界だから。
・壁は数ミリ傾く
・材料は反る
・下地は現場で調整する
・床は沈む
・取り合いは図面どおりに行かない
・ソフトは“理想の直線”しか描かない。
だから、
どれだけ高性能でも最後は人間が微調整する。
BIMは万能ではなく、
「正しい調整を行うための地図」 だと思った方がよい。
BIMの記事に見えて、実は“未来の家づくりの話”なのです。
・図面が読めなくても大丈夫
・3Dを見れば誰でも理解できる
・完成前に確認すれば後悔がゼロに近づく
・施主が強くなる時代に変わった
そして何より、
❗「あなたは、完成前に実物のような家を確認できる世界に生きている」
これは新技術の話ではない。
施主を救う“希望”の話です。
非常にシンプルです。
✔ 図面だけで判断しない
✔ 必ず3Dで確認する
✔ 設計者には“3Dで見せる力”があるか確認する
✔ 施主自身も3Dを見て判断する姿勢を持つ
3Dを出せない設計者はリスクです。
3Dで見られる施主は強い。
家づくりの成否は
“3Dで理解できるかどうか”で決まる時代に入りました。
・BIMとは“3Dで理解する家づくり”のこと
・これは施主にとって最大の安心
・国も3Dを前提に動いている
・私は30年前からその未来を実践してきた
・だからこの記事は“紹介記事”ではなく“経験記事”
・最大のメッセージは
「あなたは完成前に家を実物同然に見られる」
これが施主の不安を根こそぎ消す
私は30年前から、
施主が安心して家づくりができるよう
“3Dで見せながら進める方法”を続けています。
家づくりで迷いたくないなら、
3Dで確認しながら進めれば大丈夫です。
👉 https://www.daikukoubou.com/p/8/
(住宅相談ページ)